▼2003年11月6日放送「古くからの日本の食文化 鯨」

古くから、クジラは貴重なタンパク源として日本の食生活を担ってきました。
一般に、鯨肉は体にも良い美味しい食肉として、戦後から高度経済成長期まで庶民の食卓には欠かせない食材でした。特に栄養価は、高タンパク、低脂肪、低カロリーと三拍子揃った、貴重なヘルシー食品です。
さらに食物アレルギー症状を起こすことも比較的まれな食品です。
今でも大阪ではコロ(皮)は、おでんに煮込む材料として欠かせない具材で、昭和の時代には給食にも度々登場し、脂は肝油としてビタミン補給に親しまれて来ました。
もともと安価で旨い食材でしたが、捕鯨反対の世界的傾向の中、今では庶民の口にはなかなか入らない、稀少な高級食材になってしまいました。特に尾肉などは一度食べてしまったら、その味の絶品さに惚れ込んでしまうグルメな食材と言えます。
ホエール新栄では、鯨肉の宅配セットも取り扱っています。もちろん部位毎に、購入することができます。



【問い合わせ先】 ホエール新栄(クジラ専門店) 052-581-5225