▼2004年7月23日放送「山梨vs岡山 桃対決」

「岡山産 清水白桃」
1932年(昭和7年)に岡山県の西岡仲一によって発見された白肉種。花が散り実が出来始めた頃から収穫まで実にすつぽりと袋をかぶせて育てます。真っ白で丸くきれいなのが特徴。果肉が柔らかく繊維質が気になりません。糖度は12度。日持ちはあまりよくなく、デパートでは化粧箱に入って1個1000円以上で販売されています。

「山梨産 白鳳」
昭和の初めに神奈川県の農業試験場から発表され、日本中に広がった現在生産量日本一の桃です。白肉種。こちらは収穫一週間前に袋をはがすことで、実に赤みがかかります。この赤みが命。白桃より柔らかくなく、繊維質を感じますが、とにかく甘く、糖度14度。今年は特に日照りがよく20度のものもあるそうです。日持ちがよいです。

どちらの桃の甘い割りには低カロリーで、ペクチンが豊富に含まれています。抗酸化作用、糖尿病予防、二日酔い予防に効果があります。
皮をむいた後、すぐに変色してしまいますが、それを防ぐにはレモン汁をかけるとよいようです。



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